2009年 07月 02日
不測の事態では入れなかったあの店へ出世しに。
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電話を入れる。予約をする。店のスタッフ(おそらく日本人ではない)が、こちらの連絡先を聞いてくる。たどたどしい日本語ながら、予約日時、連絡先を復唱してくれる。うむ、これで安心だ。そう、この店はこの前、不意の休業で予約をしていたにもかかわらず入れなかった店なのだ。
前回、誘っておきながらお店に入れなかった彼をもう一度誘う。二人で今回は入れるかな、などと話ながら店に向かう。コンビニのある角を左に曲がると、電飾に灯が点っているではないか。これで一安心。夜風が流れるよう開け放たれた入り口から中を覗き込むようにして身体を入れる。たまたまご主人がカウンターの外に出ていたので、予約をした旨告げると、一番入り口に近いカウンターに二席分お手元が用意されていたその席を指しながら、「一応、こちらをご用意しましたけど、カウンターのどこでも構いませんが」とのこと。ならばと逆の位置、一番奥のカウンターに陣取ることにする。
その際に、前回、かくかくしかじかで入れなかったのだと告げると、「あ、そうでしたか。それは申し訳ありませんでした」ということで、韓国海苔を一皿サービスしてくれたのだった。
さて、先ずは生ビールをもらって、何はともあれ、生ホルモンミックスである。二人なので、小でもよいかと思ってご主人に相談してみると、小は一人前ということなので、そのまま大の生ホルモンミックスをもらう。ビールはお通しの枝豆でサクッと空いてしまい、生マッコリへ。
しばらくすると生ホルモンミックスがやってきた。隣の彼は初めて見るその一品に半ば唖然としている。H山氏から教わった食べ方を、ここでは偉そうに私が披露する。二回目なんですけどね(笑)。極意はぐちゃぐちゃ混ぜだ。皿の脇に添えられたおろし大蒜と辛子味噌をホルモンと一緒に混ぜる。ホルモンには胡麻油と何やらベースとなるたれのようなものがかかっている。 それを混ぜて、さてどうぞとばかりに客人に勧めるが、彼は怖じけずいてしまっているのか、私に遠慮しているのか、「お先にどうぞ」などという。ならばとばかりに先ずは私が一口。旨〜い。その様を見て彼も手をつける。するとその表情に満足感が浮かぶ。
どんどんいこうともりもりと箸をつける。この前来た時に食べたもやしとニラの炒め物が食べたい。たしかH山氏は野菜炒めといっていたと思うのだが、そのメニューが見当たらない。するとその様子にご主人が気づいて「メニューにはないですけど、もやしとニラの炒め物ならできますけど」と助け船を出してくれる。それだ。それを注文し、生ホルモン、生マッコリを進める。
やがてもやしニラ炒めがあがってくる。熱々シャキシャキで実に旨い。これがまたシンプルなのだが、堪えられない旨さなのである。
ガツ葱和えももらう。箸休めといった印象だ。マッコリが進む。そして彼は、よっぽど生が気に入ったのか、レバ刺しが食べたいという。どうぞ、どうぞ。胡麻油と塩でもらう。いやあ、何の文句もありません。
私はもう一度もやしニラ炒めをもらい、前回食べられなかった小袋焼きをもらう。ここは自分で焼くのではなく、大将が火を通してくれるのだが、中華鍋で炒めるという感じなので、どうしてやや油っぽい。小袋焼きにもそんなニュアンスがちょっとある。しかしながら、コリっとしたその歯応えがいい。
やがて三本目のマッコリが空き、いい心もちである。
そろそろ暇を告げよう。さて、次はどこに向かいますか。
ごちそうさま。
前回、誘っておきながらお店に入れなかった彼をもう一度誘う。二人で今回は入れるかな、などと話ながら店に向かう。コンビニのある角を左に曲がると、電飾に灯が点っているではないか。これで一安心。夜風が流れるよう開け放たれた入り口から中を覗き込むようにして身体を入れる。たまたまご主人がカウンターの外に出ていたので、予約をした旨告げると、一番入り口に近いカウンターに二席分お手元が用意されていたその席を指しながら、「一応、こちらをご用意しましたけど、カウンターのどこでも構いませんが」とのこと。ならばと逆の位置、一番奥のカウンターに陣取ることにする。
その際に、前回、かくかくしかじかで入れなかったのだと告げると、「あ、そうでしたか。それは申し訳ありませんでした」ということで、韓国海苔を一皿サービスしてくれたのだった。
さて、先ずは生ビールをもらって、何はともあれ、生ホルモンミックスである。二人なので、小でもよいかと思ってご主人に相談してみると、小は一人前ということなので、そのまま大の生ホルモンミックスをもらう。ビールはお通しの枝豆でサクッと空いてしまい、生マッコリへ。
しばらくすると生ホルモンミックスがやってきた。隣の彼は初めて見るその一品に半ば唖然としている。H山氏から教わった食べ方を、ここでは偉そうに私が披露する。二回目なんですけどね(笑)。極意はぐちゃぐちゃ混ぜだ。皿の脇に添えられたおろし大蒜と辛子味噌をホルモンと一緒に混ぜる。ホルモンには胡麻油と何やらベースとなるたれのようなものがかかっている。 それを混ぜて、さてどうぞとばかりに客人に勧めるが、彼は怖じけずいてしまっているのか、私に遠慮しているのか、「お先にどうぞ」などという。ならばとばかりに先ずは私が一口。旨〜い。その様を見て彼も手をつける。するとその表情に満足感が浮かぶ。
どんどんいこうともりもりと箸をつける。この前来た時に食べたもやしとニラの炒め物が食べたい。たしかH山氏は野菜炒めといっていたと思うのだが、そのメニューが見当たらない。するとその様子にご主人が気づいて「メニューにはないですけど、もやしとニラの炒め物ならできますけど」と助け船を出してくれる。それだ。それを注文し、生ホルモン、生マッコリを進める。
やがてもやしニラ炒めがあがってくる。熱々シャキシャキで実に旨い。これがまたシンプルなのだが、堪えられない旨さなのである。
ガツ葱和えももらう。箸休めといった印象だ。マッコリが進む。そして彼は、よっぽど生が気に入ったのか、レバ刺しが食べたいという。どうぞ、どうぞ。胡麻油と塩でもらう。いやあ、何の文句もありません。
私はもう一度もやしニラ炒めをもらい、前回食べられなかった小袋焼きをもらう。ここは自分で焼くのではなく、大将が火を通してくれるのだが、中華鍋で炒めるという感じなので、どうしてやや油っぽい。小袋焼きにもそんなニュアンスがちょっとある。しかしながら、コリっとしたその歯応えがいい。
やがて三本目のマッコリが空き、いい心もちである。
そろそろ暇を告げよう。さて、次はどこに向かいますか。
ごちそうさま。
by mesinosuke
| 2009-07-02 16:21
| ▷motuyaki