2007年 10月 03日
新蕎麦の季節がやってきた まずはU月で
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店の前に行くと、出ていた「新そば」の貼り紙。北海道U竜産とある。昨晩ちょうど新蕎麦は北海道から始まると家で話したばかりだ。やはりH陸秋蕎麦はまだか。
暖簾を潜ると、先客は一人客のおばあちゃんと、おそらく両親をY天寺のお参りに連れてきた息子の三人連れ。壁に隠れた二人掛けの席に一人客の女性。空いている。U月も一時の目新しさは薄れ、日常の中にしっかりと組み込まれた蕎麦屋となった。ここからが勝負である。
私は生粉打ちとかけを注文した。悪い癖で、どうしても両方食べたくなってしまうのだ。
生粉打ちを相変わらず汁なしで頬張る。H陸秋蕎麦ほどの力強さはないものの、やはりそこは新蕎麦。香りが十分伝わってくる。ここの蕎麦独特のチャコールフレーバーだ。なかなかよいではないか。次にかけ。これは二八である。汁が旨いのだ。きょうの出汁は酸味が抑えられていて、よいバランスだ。ほんのりとした甘さも絶妙。結局汁は飲み干してしまった。
お会計をする。奥さんが奥から挨拶に出てきてくれる。
「この前は、どうも」
「こちらこそ、ごちそうさま。きょうのは、北海道なんですよね」
「そうです。H陸秋蕎麦は、十月の半ばくらいからですかね。もっと香りが濃くなりますよ」
楽しみである。そうそう、Iおかにも行かなくちゃ。
U月に関する以前の記事はこちら>>>「ようやく二度目の U月の蕎麦」
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2005年の今日の記事はこちら>>>「おや、久しぶり 八百屋の二階」
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by mesinosuke
| 2007-10-03 14:15
| ▷soba