2008年 07月 07日
家族でいける鮨屋はないかと思って
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そこで、とある週末。気になっていた店、「すしK楽」に予約を入れて行ってみることにした。子どもを連れて行っていいかどうかを尋ねると、一応年齢を聞かれたものの問題なくOK。カウンターとテーブルどちらでも選べたのだが、もちろんテーブル席を選択。
自転車でえっちらおっちら行ってみると、カウンターに高校生くらいかなと覚しき息子を連れた家族が一組。私たちは二番目の客だった。奥のテーブル席に陣取って、メニューを眺め始めるのだが、店員の対応はてきぱきとした感じで悪くない。
先ず生ビールをもらって、注文はそれを飲みながら考えることにした。この生ビール、あわがきめ細かくて旨いのだが、量との関係でいうとやや高いかな。
さて注文だが、テーブル席だとこまめに注文するのは面倒臭いのでお任せのコースにしてしまおうかなとも思ったのだが、愚息はそういうわけにはいかない。そのアンバランスをどう調整するか面倒なので、酒肴系を見繕ったあとは、子どもには一番安い一人前をとることにした。
ここは紹介されている話によると、鮨屋なのに野菜が食べられるらしい。これはなかなかよい。そこで前菜の盛り合わせを大人の分だけ。あとは蛸の柔らか煮や帆立の磯辺焼きなどを頼んだ。もっともっと頼んだ気もするのだが失念した。
酒のラインナップは今ひとつだった。で、結局、D酒を燗にして何本か飲んだ。別にD酒自体が悪いというわけではないのだが、新規性に欠けたということと、お銚子の値付けが高すぎるというのが気に入らない。
愚息は公式戦をこなしてきたあとだったのでもりもり食べる。失敗した。ここに来る前に豚骨ラーメンでも食べさせておくべきだった。サビ抜きで彼用に頼んだ鮨が届く。一口食べて、旨いと一言。その後に「T路屋より、ぜんぜん旨い」とも。「ぜんぜん」の使い方が間違っているのだが、それは誌面上ではおいておくことにして、回転寿司より旨くて当たり前なのだが、この年でそれが分かるというのはなかなかじゃないかとも思ったりした。
酒肴が終わって、大人も握りを頼むことにしたのだが、お好みで握ってもらったのがまずかった。これが高くついたのである。一人前というやつを頼んでおいてから、何かを追加するという方法にすべきだった。
店は適度にモダンにデザインされていて、接客も悪くない。が、家族で頻繁に楽しむにはちょいと高い。しかし、愚息はとても気に入ったようだ。これまでご褒美の外食といえばAらちゃんばかりのリクエストだったのに、そこにK楽がラインナップされてしまった。
それほど感動するということはないのだけれど、無難ではある。一度一人でのんびり楽しんでみたい。
ごちそうさま。
2007年の今日の記事はありません。
2006年の今日の記事はこちら>>>「いつもの鮨屋にふられたので、Iもや」
2005年の今日の記事はこちら>>>「シンプルが美味しい、R来軒のらーめん」
□□□きょうの「食」ヘッドライン・ニュース□□□
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(アサヒ・コムから)
by mesinosuke
| 2008-07-07 14:25
| ▷sushi