2009年 11月 24日
これは一体どういうことなのだ! N崎飯店
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N崎県民でもないのに、私はけっこう小さい頃からちゃんぽんというものに慣れ親しんできた方だと思う。それは父親の嗜好によるものだ。旧制高校時代、九州で過ごした彼は、酒のつまみによくちゃんぽんを食べていたというのだ。貧乏学生に有り難いボリュームとバラエティ豊かな具。麺好きの父には堪らない一品だったのだろう。
彼はその嗜好を終生変えることなく、我が家の食卓にはこれでもかというボリュームのちゃんぽんがよく登場した。父は客人にも時折ちゃんぽんを振る舞っていた。多くの人はその量に驚き、大概食べきれずにいたのだが。
そんなことだから私のDNAも、やはり「ちゃんぽん好き」配列になっており、家でも外で時折食べる。
S谷で昼飯に迷って漂流していたある日。ふと路地を見るとちゃんぽんの店があるではないか。
N崎飯店。
その店に私には珍しく躊躇いもなく入ってみる。おばちゃんたちが仕切っているフロア。手前の四人掛けのいくつかのテーブルに客がちらほら。どこに座ろうかなと迷っていると、テーブルに一人で座っているサラリーマンの向かいに強制的に座らせられる。まったくね。こういう店は嫌いである。他に席がないならともかく。
ちゃんぽんとご飯のランチセットを頼む。向かいのサラリーマンはチャーハンセットだった。隣のテーブルのサラリーマン二人は皿うどんセット。見える範囲では誰もちゃんぽんを頼んではいない。
さて、私の前に小ライスと人工着色料で鮮やかに輝く漬け物がやってくる。そしていよいよちゃんぽんのお出ましだ。私の前に置かれた瞬間から、このちゃんぽんは異臭を放っている。腐った魚介のに匂いである。
まずいっ!
こんなに不味いちゃんぽんを食べたことがない。こりゃぁ、Rハットのほうがはるかにましである。
何かが、間違っている。
ごちそうさま。
彼はその嗜好を終生変えることなく、我が家の食卓にはこれでもかというボリュームのちゃんぽんがよく登場した。父は客人にも時折ちゃんぽんを振る舞っていた。多くの人はその量に驚き、大概食べきれずにいたのだが。
そんなことだから私のDNAも、やはり「ちゃんぽん好き」配列になっており、家でも外で時折食べる。
S谷で昼飯に迷って漂流していたある日。ふと路地を見るとちゃんぽんの店があるではないか。
N崎飯店。
その店に私には珍しく躊躇いもなく入ってみる。おばちゃんたちが仕切っているフロア。手前の四人掛けのいくつかのテーブルに客がちらほら。どこに座ろうかなと迷っていると、テーブルに一人で座っているサラリーマンの向かいに強制的に座らせられる。まったくね。こういう店は嫌いである。他に席がないならともかく。
ちゃんぽんとご飯のランチセットを頼む。向かいのサラリーマンはチャーハンセットだった。隣のテーブルのサラリーマン二人は皿うどんセット。見える範囲では誰もちゃんぽんを頼んではいない。
さて、私の前に小ライスと人工着色料で鮮やかに輝く漬け物がやってくる。そしていよいよちゃんぽんのお出ましだ。私の前に置かれた瞬間から、このちゃんぽんは異臭を放っている。腐った魚介のに匂いである。
まずいっ!
こんなに不味いちゃんぽんを食べたことがない。こりゃぁ、Rハットのほうがはるかにましである。
何かが、間違っている。
ごちそうさま。
by mesinosuke
| 2009-11-24 16:17
| ▷chinese