2006年 04月 05日
まったりとIおかじかん
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そして翌日。映画を見たのですが、彼のリクエストで買ったポップコーンも二、三粒口に運んだだけで、もういいとのこと。おいおい。映画が終わって、お昼を食べさせなければいけません。はて、どうしたものか。
やわらかいもの、やわらかいものと考えに考えた末に、思いつきました。Iおかの温かい蕎麦だ!量も食べられないからちょうどいいかも。Iおかは彼は何度も経験済みですが、今回は食べられるかどうか自信なさげでした。「食べてみる」とぼそっと言うので、じゃあ、いってみるかと。
いつもの席に腰掛けて、私はビールを。蕎麦味噌を二つとって、板わさ。彼にはたぬき蕎麦を注文しておきます。
彼はIおかの蕎麦味噌が大好物なのです。量が少ないので、銘々にとったという次第。「うまい、うまい」といってあっという間に食べてしまいました。板わさは小さくちぎってあげたのですが、食べられませんでした。そうなると、蕎麦はどうかなあ。
たぬき蕎麦が出てきました。考えてみると、彼が蕎麦屋で温かい蕎麦を頼んだのは初めてです。当然すぐには食べられないので、少し冷まします。蕎麦がますますやわらかなくなって、きょうの彼に限っていえば、好都合です。取り皿をもらって食べ始めましたが、おお、食べられるじゃん。よかった、よかった。
「そろそろ、お蕎麦を何かお持ちしましょうか」と奥さんに声をかけていただきましたが、「いや、すみません、お酒を常温で」「はい、かしこまりました」とニコリ。そこに家人から電話。三十分ほどで合流することに。ならばのんびりと杯を傾けていましょう。
「よかったら、どうぞ」と漬け物を出していただきました。お通しで出てきた鰊、板わさ、蕎麦味噌。そしてお新香で、のんびりとお酒を口に運んで、愚息とたわいのない話を続けていると、「おかあさああ〜ん」と呼ぶ声が。奥さんがちょっと険しい顔で奥に引っ込みます。ご主人もすっと奥へ。
しばらくして、ご主人が「すみませんでした」と戻ってきました。ふふ。
「よろしかったら、食べてみてください。砂肝です」とまたもやアテを頂戴しました。これはよかったですね。かすかに白濁した煮こごりが何とも言えません。そのプルンとした食感の中から砂肝の歯応えがやってきます。
家人も合流して、お酒をあと半分。そして若鶏南蛮でしめました。おふたりと、少し子どもの話などをして、違った意味で少し親しくなった気がしました。ごちそうさま。
Iおかに関する以前の記事はこちら>>>「Iおかの蕎麦がとまらない」
2005年の今日の記事はこちら>>>「讃岐うどんを、S谷で」
2004年の今日の記事はありません。
□□□きょうの「食」ヘッドライン・ニュース□□□
天敵侵入 アサリ危機
サキグロタマツメタ 大陸系?10県に
潮干狩り中止も
(朝日新聞から)
by mesinosuke
| 2006-04-05 15:43
| ▷soba