2006年 06月 22日
房総の、豪快な地魚盛りを
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でもって目指すは、O場氏に以前教えてもらって行ったことのあるT鮨。ちょっと早めだったので、先客はカップル一組。小上がりに腰を下ろして、さて何にしましょうか。運転していますからねえ、飲めません。残念。
「〆鯖あります?」と聞いてみました。O場さんおすすめの一品で、前回も食べたのですが、メニューになかったもので。
「はい。一年中ありますよ」
あ、そうなの? それって、どうなの?
「じゃあ、〆鯖一人前と、地魚盛りを」
最初に〆鯖が出てきましたが、これはけっこう変わっているんですよ。ほとんど酸味を感じません。というわけできつく締まっているということはないのに、身は真っ白。ほんのり甘さを感じます。砂糖を使っているんですね(これはいただけない)。刻んだ大葉と合わせていただきます。癖のない、淡泊な美味しさというんでしょうか。鯖としては物足りないというか。とにかく珍しい味なんですよ。
さあて、地魚盛りが出てきました。
ああ、もうどんな魚が握られていたか、思い出せないや。
前日が時化ていたということもあって、魚がいまいちな感じ。
ご飯は、明日のいのちも分からぬ漁師たちのための握りだから、ここぞとばかりにでかい漁師握り。わぉ、お腹いっぱいだぜ。
O場氏に会ったら、こういわれました。
「T鮨、最近、乱暴なんですよ。とくに僕みたいな常連が行くとね」
「ええっ! そうなの?」
「今度ね、一日一組しか取らないいい鮨屋ができたんですよ。そっちに行きましょうよ」
早くっ言ってよっ!
T鮨に関する以前の記事はこちら>>>「房総に、地魚盛りを喰らう」
鮨に関する以前の記事はこちら>>>「継承されていた男鮨 S橋T八」
2005年の今日の記事はこちら>>>「納豆と人生訓は両立するのか」
2004年の今日の記事はありません。
□□□きょうの「食」ヘッドライン・ニュース□□□
何かあった気もしますが……。
by mesinosuke
| 2006-06-22 11:19
| ▷sushi