2006年 09月 13日
私的史上最高のゴーヤーチャンプルー Kちゃん食堂
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道路にいくつも手書きの看板があるので、間違いなく到着。ちょっと高台にある。無料展望台なるものが奥にあって、覗いてみる。ま、どうということはないのだけれど。
お店に行くと、夕刻早かったせいで一番客となる。端のテーブルに陣取ると、ネットがついたかごのようなものの中に、サーターアンダーギーがあって、自由に食べていいとある。んじゃ、一つ。なかなか素朴でいいですね。もちろんここの手づくり。
注文は、愚息が目先を変えてソーキそばにするという(目先、変わってませんね)。家人は、ヘチマのチャンプルー(現地名失念)、私はゴーヤーチャンプルーを単品で。ここのメニューはみんな定食のようになっている。そこで私はゴーヤーチャンプルーだけをとって、〆にO縄そばをとったのである。
ゴーヤーチャンプルー、これが驚くほど旨い。シンプルな塩味。余計なものは一切舌に感じない。旨い。ゴーヤーのシャキシャキとした食感と苦み。豆腐の穏やかさと卵の甘さ。堪りません。これは、私的史上最高のゴーヤーチャンプルーである。家人も、自分が頼んだヘチマのチャンプルーより、こちらを気に入った様子。
愚息はソーキそばのお肉の多さに苦戦している。ゴーヤーチャンプルーを食べ終えて、O縄そばが出てくる。ここのそばには厚揚げと油揚げの中間くらいの揚げが入ってくる。香ばしい感じだ。スープはやはり獣の割合が強い。麺はなかなかに旨いが、スープがちょっと違う(完全に、Aじゃずをスタンダードにしているのだ)。残念だなあ。
しかしどれもすごいボリュームである。悪戦苦闘しながら、漸く愚息が食べ終える。一息ついたところで、お勘定に席を立つと、「あれ、もう帰るのかい? いまからパイナップルを切ってあげようと思ったのにさ。食べて行きなさいよ」とおばちゃん。今朝、畑から直接し入れたものだという。お腹いっぱいだけど、頂いちゃいますね。愚息は、小声で「ええ、食えないよ〜」と言っていましたが、一口食べたら止まりません。けっこうなスピードでペロリ。その食べっぷりが気に入ってもらえたのか、「グアバの熟したの、食べたことあるかい?」とおばちゃん。もちろん、ありません。奥へ行ったかと思うと、すかさず切ったグアバをもってきてくれました。これがまた旨い。無花果のような不思議な味。でも完熟ですからね。深みがあって旨いです。ちょっと大人の味だったかな。
さらに入ってすぐに食べたサーターアンダーギーをお土産にもたせてくれました。そして「また、来てね。いい思い出、たくさん、つくりなさい」と見送ってくれたのである。
Kちゃん食堂。素晴らしい。ごちそうさま。
旅に関する以前の記事はこちら>>>「からし菜のチャンプルーが美味 Kノ川食堂」
2005年の今日の記事はこちら>>>「その名も本格吟醸酒粕焼酎 N枚目」
2004年の今日の記事はこちら>>>「鰺の唐揚げ」
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by mesinosuke
| 2006-09-13 11:35
| trips